「営業マン クズ 遊び人」― あなたは、この言葉を聞いたことがあるでしょうか？
社会には、営業マンに対する様々な先入観や偏見が存在します。中でも、営業マンは、「クズ」で「遊び人」というレッテルは、特に根強いイメージとして広がっています。
就職でも「営業職」は人気がありません。しかし、これらの強烈なマイナスのイメージや言葉の背後には、どのような営業マンの真実が隠されているのでしょうか？
一部の悪い人々の行動が全体のイメージを形成してしまうことは珍しくありません。どうしても、目立ってしまいますからね。。。
この記事では、なぜ、営業マンが「クズ」で「遊び人」と呼ばれるのか、その理由と実態、そしてその先入観を超えた真実に迫ります。社会的評価が誤解されがちな、営業マンの職業に対する理解を深め、偏見を取り除く一助となることを願っています。
実は、社会や大きな経済システムの中では、営業という仕事や役割は大事になってきますし、実際に、多くの方々が、営業職で働いています。（営業兼マーケッター、営業兼商品開発、営業兼会社役員とかいろいろかたちをかえて、色んな働き方があるかと思いますが）
この記事のポイント
- 営業マンが「クズ」「遊び人」と呼ばれる背景と理由
- 一般的なイメージとは異なる営業マンの真実の姿
- 営業マンに対する偏見を超えた多岐にわたる特性と能力
- 成功する営業マンとしての具体的な要素と取り組み方
目次
営業マンが、クズで遊び人といわれる真実
例えば、機械やＩＴ、建築や化学や専門的な知識が求められることって、素人ではわからないですよね。でも、まずは、すぐに提案を受けずに、自分で色々調べたり、ほかの専門会社やその道のプロに相談してみましょう！
営業マンがクズだと言われる所以とは？
以前は、バリバリと営業をしていた私も、現在では、今では小さな会社を経営しているので、逆に色んな業種の方々から営業を受ける立場になってしまいました(;´∀｀)。
最近、僕のストアカの営業講座でも、ある受講生さんは、営業マンという職業、仕事自体に、自信がなくなったり、社会的にも評判が悪いようで、メンタル面の大変さや、収入の面も含めて、悩んでいました。。。
確かに、ネットで情報を検索すると、一般に「営業マンはクズ」という書き込みがあったり、イメージがあることを否めません。特に、勤める業界や会社によっては、結構、ぼろくそに書かれており、僕も苦笑いをしてしまうこともあります。。。(;´∀｀)
最近の某中古車大手の社会的なモラルを欠如したニュースや、某地方銀行のとんでもないパワハラ報道などがでると、だから「営業はやりたくない。。。」などの声が出てくるのは理解できます。
では、なぜ、営業マンは「クズ」で「遊び人」などと言われてしまうようになってしまったのでしょうか？？？
プッシュ型（積極的に押していくとの意味）の販売手法
一部の営業マンが、強引な販売を行うことがあるため、クズというレッテルが貼られることがあります。
誰しも、強引に、モノを売りつけられたくありません((+_+))
例えば、高齢者に対して不必要な商品を販売するケースなど、よく聞く話ですね。プッシュ型の訪問販売や電話営業、またはメルマガ、プロダクトローンチなどは、売り方が悪いわけではないですが、その売り方の手法の中で、非常に詐欺的で、雑な営業や強引な販売が多いので、後々、トラブルが起きることも珍しくありません。
これは、小さい会社だからというわけではなく、大きな会社や名前が通った有名な会社でも、説明が雑だったり、強引な営業手法で、新聞やニュースで、問題になっている会社も多々あります。
また、実際に何度も何回も、色んな営業の案内のＤＭ（ダイレクトメール）が郵便で届いても、そのごみ処理で面倒ですし、スカスカの無意味な売込みメルマガを何回も送られても、なかなかうっとうしいです（笑）。
また、営業電話を何回もかけられても、ということもありますよね。。
それぞれの色んな会社には会社の言い分があるでしょうが、多くの新聞や雑誌やニュースで、様々なトラブルが報告されています。。。
誇張された表現
また、商品の特徴を誇張して伝えることで、顧客の期待を裏切ることがあります。
むかしの諺（ことわざ）にも、羊頭狗肉（お肉屋さんの店先に美味しそうな羊の頭をかざり、実際はまずいイヌの肉をうってる嘘つきさんという意味）という言葉がありますね(;´∀｀)
これには、商品の価値が実際は、1万円であるにも関わらず、10万円の価値があり、「あなたは、ものすごくラッキーです。素晴らしい買い物ができますよ！」などの幻覚的なセールストークを使い、営業先の顧客に、誤解を与えるケースなどがあります。
また、競争が激しい社内では、上司が部下の営業売上の「手柄」を横取りし、自分の出世や生存競争の為に、部下を犠牲にすることもあります。
営業会社では、社外的にも社内的にも、誇大表現や幻覚的な話術を使い、自己の利益を過大に請求する人物が一定数見かけるのが、営業マンの評判を貶めている理由の１つです。いやらしい人間もいるものです。。。（笑）
「無料で使えます」といわれ、業務的に便利な機械を導入し、実はガラクタで全く使えず、挙句に、無料と言っていたのは忘れ、後になって金銭を要求する会社もあります。私も、現在、詳細は言えませんが、リクルー●という会社と係争中です。誠に残念です((+_+))
個人的な利益追求
営業マンの中には、自分の利益のために顧客のニーズを無視することがあります。
このような行動は、クズというイメージを強化しています。例えば、大クレームを放置して、前任は転勤して逃げていくケースが日常茶飯事であることも。
また、「営業マンが個人的に悪いことをしていました」といって会社は逃げて、その社員を悪者に仕立てて、実際は、裏で会社が営業マンに過大なノルマや、罵詈雑言をパワハラで浴びせて、責任逃れをするケースが多々ありますので要注意です。
もちろん良心的な営業マンもいますが、嘘ばかりついている営業マンや、裏で滅茶苦茶なことしている営業責任者や営業役員、会社組織も世の中にはあるので、これも営業マンがクズや、遊び人あつかいされる理由の１つです。
技術職（営業職以外の業務、総務、事務職など）との対立
技術職サイド、業務サイド視点での「営業がクズだと言われてしまう理由」も存在します。顧客から安請け合いを勝手にする、納期と技術職のスケジュールを無視するなど、技術職サイド、業務サイドと営業マンの戦いや揉め事は社内では「あるある」です。
社内で、利益相反が起こったり、一方が協力的になれず、自分のことばかり考え、顧客を無視してしまう、顧客を置いてけぼりにしてしまうことほど悲しいことはないでしょう。
僕も、前職のホテルの会員権セールスの営業職の際に、どうしてもホテルの業務部門に協力してもらわなければならなかったときに、意地悪をされたり、邪魔をされたこともあり、非常につらい経験をしたことがあります（逆に、ものすごいお世話になり今でも感謝している人たちのほうが大多数です）。
また、営業や顧客とのビジネスをサポートすべき業務部門が、お客様にひどいことをして、お客様の返信を持てずに、勝手に顧客の指定外銀行口座に入金をしてしまい、顧客が非常に怒っていることも目のあたりにしたこともあります。
まったく顧客のことを考えていないので、僕も非常に困りました。
組織の風土として、会社幹部は、社内で足の引っ張り合いや、心の狭い人間が生まれないように気を付けなければなりません。
また、顧客の窓口は営業ですが、実は社内の他部門、業務や総務、技術部門と板挟みになって、営業マンがはめられるケースもありますが、顧客からすれば、営業マンが悪い！となってしまいがちなので、可哀想な顧客思いの優しい営業マンもいることも忘れてはなりません。
顧客視点での問題
顧客視点での「営業がクズだと言われる理由」には、売ったら放置、アフターフォローが無い、知識不足、押し売りなどが挙げられます。基本的には「売り方」と「売った後の対応」に起因する内容だと言えます。
ここは、営業マンの人間性がもろに出たり、会社の営業姿勢が問われるところでしょう。
結局、会社員や商売の給料は、お客様からやってくるので、お客様はクレーマーや犯罪者気質の人を除き、大切にしなくてはなりません！
顧客を満足させることなしに、経営や営業が成り立つわけがありません。
しかしながら、営業職はだいたいにおいて過度なプレッシャーや、ノルマの重圧があるので、顧客をだましてまで、あるいはオーバートークで、怒らせてしまう営業マン、営業会社は少なくありません。これも営業マンがクズや、ただの遊び人扱いされてしまう原因の１つです(T_T)。
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