セールス前夜の前提条件―成功への鍵は信頼と関係性

目次

セールスの前提条件を整えよう!信頼と関係性の重要性

こんにちは!お元気ですか?
今日はセールスに取り掛かる前に大切なこと、セールス以前、セールス前夜に必要な前提条件についてお話しします。

あなたは、いきなり、セールスをはじめては、ダメなのです。
「売りたい気持ち」は、一旦、わきに置いておいてください(^^♪

私のおろかなラブレター話。そして部長は左遷された。。。

セールスを成功させるためには、セールスの前提として、信頼と関係性が欠かせません。特に、売るのが難しい、住宅や保険、高級会員権、コンサルなどの無形の商品ならなおさらです。

売るのが難しい、高級品や高価格帯の無形の商品では、
セールスの前提として、信頼と関係性が欠かせません。

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低価格商品や、売るのがカンタンな商品を除き、「誰でもが無制限にセールスを行うべきではない」のです。

僕は以前、高級会員制リゾートホテルの営業部門で働いていました。それ以前は、同じ会社内の住宅用のごく普通のファミリーマンションを売る不動産部門で働いていました。しかし、先輩社員のある大きな失敗により不動産部門が閉鎖され、私は会社の主力部門である会員制ホテルの営業部門に異動となったのです。

まぁ、リストラです(笑)。

そこで上司になったある部長はユーモアのある方で、一緒に働くのが楽しかったのですが、ある日、私がまだ成果を上げていなかった時、部長と営業の成果について話している最中に、「最近、契約の成功事例で、自筆の手紙をお客さんに書いたところから、契約につながっている。お前も、富裕層に向けた熱い営業の手紙を書いているのか?」と尋ねられました。そして、僕は、「いきなり、自筆の手紙を見ず知らずの営業マンから渡されても気味が悪く思われないだろうか。。。。」と首をかしげながらも、自筆の手紙で、あるただの高額納税者名簿に載っている、東京都杉並区の自分の営業テリトリーの高額納税者の方に、「素晴らしいリゾートホテルがありますので、是非一度ご案内させてください」とお手紙を書いて、ご自宅のポストに投函していたのです。……(今考えると恥ずかしいです)。一歩間違えればストーカーですよね。

やはり、振り返ってみて、何の関係性もない人に、熱心な自筆の手紙を書いても、何の意味もありませんし、反応も得られないわけです。。。。((+_+))
それはそうですよ。(笑)

あったことも、話したこともない人に、謎のリゾートホテルのお誘いの熱い手紙を書いているのですから。(笑)(T_T) まぁ、正直言って、恥ずかしい思い出話です。。。

本当に、とんちんかんな行動でした(笑)。

実際には全く関係のない方に一方的にアプローチするなんて、温度差がありすぎます。まるで一方的にデートに誘っているようなものです(笑)。このような経験から、私はセールスにおける前提条件の重要性を痛感しました。ちなみに、その後、この熱心な手紙作戦の部長は、リストラにあって降格してしまいました。。。(T_T)

ちなみにこの、「顧客に熱心な手紙を出す作戦」は、それ自体は間違いではないですが、要は、タイミングです。誰に出すか、誰に届けるかなのです。何の関心もない人に、熱心な手紙をピンポイントで送っても意味はありません、デジタルマーケティングで、WEB上に、ホームページ上に、そういう自分の思いや、熱心な手紙を置いておくのはOKです。関心がある人だけが読めばいいですから。

ラブレターは、誰に届けるか? いつ届けるか? どんな思いで届けるかが大事です。

今にして思えばですが、当たり前ですが、ただ商品やサービスを売り込むだけではなく、相手との関係性を築き、信頼を得ることが、通常の営業活動では、不可欠なのです。特に、弁護士や税理士さんなども、顧客からの信頼が非常に大事です。教える系の先生たち、英語の先生、料理の先生、音楽の先生、WEB関係の教える先生なども同じです。

信頼と関係性―セールスの鍵となる要素

セールスにおいて信頼と関係性を築くことは、長期的な成功に繋がる重要な要素です。顧客はあなたに対して信頼を抱き、関係性を感じることで、あなたの提供する商品やサービスに対して興味を持ちます。そして、最終的には購入や契約に至るのです。

あなたが、信頼と関係性を築くためには、以下のポイントを意識しましょう

1. 顧客のニーズを理解する

顧客のニーズを正確に把握することは、信頼と関係性を築くための第一歩です。顧客が何を求めているのかを理解し、それに応える提案を行いましょう。顧客が自分を理解してくれると感じれば、信頼を深めることができます。逆に要らないものをおすすめしまくっていても、ただの押し売りで嫌われるだけです。

2. コミュニケーションを重視する

良好な関係を築くためには、コミュニケーションが欠かせません。顧客との対話を通じて、互いの考えや意見を共有しましょう。また、顧客からのフィードバックを真摯に受け止め、改善や調整を行う姿勢を示すことも重要です。なぜ、コミュニケーションが大事かと言えば、会話をして、意思疎通を通して、お互いの理解が深まれば深まるほど、お互いの信頼度が増していくという訳です。いう間でもなく、信頼と信用は、契約ごとや、結婚の前提条件です。始めは、結果はいらないですから、とにかく、デジタルでもアナログでもいいので、会話をしましょう。関係性、良い縁をつくりましょう。

3. 信頼を構築するためのアクションを取る

言葉だけではなく、行動を通じて信頼を構築しましょう。約束を守り、顧客の期待を裏切らないよう努めましょう。また、問題が発生した場合には迅速かつ適切に対処することで、信頼関係を強化することができます。言葉も大事、笑顔も大事、でも行動も大事。小さな仕事の納期を守る、小さな約束事を守る、このことがやがて、大きな契約や売り上げを生んでいきます。

ビジネスのコツ→はじめは小さく、信頼を重ねて、理解を重ねてから、大きな取引や売り上げへ。

私の失敗談エピソードから学ぶセールスの前提条件

実は上記のこのエピソードには、セールスにおける前提条件を学ぶヒントが隠されています。私が、営業担当エリアだからだといって、挨拶もしたことがない高額納税者の方へ、直筆の手紙を送ったことは、まったくの頓珍漢な、セールス音痴な行為です。これが、何回かお会いして、商談をしていて、最後、相手の方が悩んでいるから、契約への一押しで、熱心な直筆の手紙を送るなら、すごく合理的です。もしくは、初めてお会いした時に、お礼状を書くとか。。。

セールスにおいては、関係性を築くための前提条件を整えることが重要なのです。
機が熟していない人に、セールスをしても、暖簾(のれん)に腕押し。独り相撲です。
そして、セールスの前提条件を整えることこそ、いわゆるマーケティングなのです。

マーケティングは、自分の商品に興味がある人を、目の前に連れてくる作業。できる限り、セールス活動を少なくさせて、生産性や合理性を上げることです。

有名な起業家やセールスのプロも、顧客との関係性の構築に注力してきました。例えば、ジェフ・ベゾスのAmazonは顧客に対して長期的な関係を築くことを重視し、顧客満足度を追求しています。アマゾンで買い物をすると、あなたが買った商品に類似する、あなたがまた買いそうな商品が表示されます。また、Appleのスティーブ・ジョブズは製品への情熱を通じて顧客との共感を生み出し、関係性を構築しました。シンプルなiphoneのデザインは、顧客以上に顧客を理解していた賜物です。

小さな町の繁盛店でも、顧客を大事にし、顧客との関係を強化し、人間関係をつくり繁盛店になっているお店をあなたも見たことはあるでしょう。(動画のお店は、激安価格で、京都で愛されている京都庶民さんです。)

これらの成功例から学ぶことは、セールスにおいて関係性を重視することが重要であるということです。飲食店や消費型商品を扱う、スーパー、ドラッグストア、パン屋さん、ケーキ屋さん、あと長くお客さんが通ったり、買い物をする可能性がある、趣味のお店や教室、習い事、また法人相手の建材屋さん、文房具、事務機屋さん、顧問業、税理士、会計士、社会保険労務士、弁護士、司法書士さん、不動産投資顧問業、などなど、継続的取引の可能性がある顧客との信頼関係を築くために、工夫を凝らしたアプローチや顧客目線の提案を行いましょう。

あなたのセールス力、人間力が問われるところです。

マーケティングの苦手な人へのアドバイス

セールスの前提条件を整えるためには、マーケティングの知識や技術が不可欠です。マーケティングが苦手な人には、以下のアドバイスを提供します。

1. ターゲット市場、ターゲット顧客を明確にする

ターゲット市場を特定し、その市場におけるニーズや傾向を把握しましょう。顧客の属性や行動パターンを分析することで、効果的なアプローチ方法を見つけることができます。要は、「あなたがお役に立てる人を、はっきりさせよう」ということです。あなたが英語コーチなら、仮にでもいいので、「40代の女性で、もう一度、英語を学びなおしたいと思っている方」などど、誰に?役に立てるか、イメージしてみて下さい。おじさんと、若い女性に、同じものを売るの絵も全く、セールス方法は異なってきます。

2. 顧客の心理を理解する

顧客の心理を理解することで、より効果的なメッセージやアプローチを作り出せます。顧客が何に興味を持ち、どのような価値を求めているのかを把握し、それに対応する提案を行いましょう。お客さんと会話をしたり、お客さんがあなたのライバルのことを、なんと噂しているのか、レビューしているのか、アマゾンや楽天やランサーズやストアカやココナラや、各種各業界のポータルサイトなどをのぞいてみましょう。

特に、あなたの同業他社のお客様からのレビューは必ず読んでおいてください。
めちゃくちゃ、お宝です!

3. データを活用する

マーケティングにおいては、データを活用することが重要です。顧客の行動データやマーケットの動向を分析し、効果的な施策を立案しましょう。また、データのモニタリングを行いながら、戦略の見直しや改善を進めることも大切です。要は、ビジネスの相場観です。価格もやり方も、商品の中身も、なんとなくの相場があるものです。また、ネットの情報から、あなたの業界の市場の空白地帯をみつけて、あなたが参入できるかもしれません。例えば、あなたが、静岡県で皮膚科医で、開業しようとしているときに、浜松市や静岡市は沢山の皮膚科がいるけど、掛川は意外に少ないから、競争がなくて独立しやすそうだなぁとか。逆に、あなたがラーメン屋さんで開業したいなら、このエリアは競争が激しすぎるから、いっそのこと郊外の幹線道路沿いに出て出店しようかな、とか、あなたなりに、色んなデータは活用できるものです。

もちろん、あなたと同業者たちの、インターネット上のレビューや評判も、大変参考になるので、是非、見に行かなくてはいけないのですが、それ以外にも、ライバル会社のデータを拾うように意識してみましょう。ライバル会社の商品の品ぞろえ、商品の特徴、またHPの作り方、商品の価格などです。注意点は、あなたが市場の弱者の場合と、ある程度の強者になってからの戦略は違います。そこは注意してください。

具体的な事例から学ぶセールスのアイデア

具体的な事例を通じて、セールスの前提条件について学ぶことも有効です。以下に、実際のセールスシーンでのエピソードをいくつか紹介します

1. リサーチを重視したアプローチ

あるセールス担当者は、新たな顧客にアプローチする前に徹底的なリサーチを行いました。その結果、顧客の興味や課題に関連した情報を把握し、具体的な提案を行うことができました。顧客はこの緻密なリサーチに感心し、信頼関係が築けました。

ある例です。保険業界のセールス担当者である田中氏は、新たに訪問を予定していた中小企業オーナーにアプローチする前に、徹底的なリサーチを行いました。田中氏はオーナーのビジネス形態や業種特有のリスク、さらには企業規模と成長予測についての情報を詳細に把握しました。そして、その情報を基に企業とオーナー個人のリスクに対応した具体的な保険プランの提案を行いました。オーナーはこのような緻密なリサーチとそれに基づく具体的な提案に感心し、信頼関係が築けました。

顧客や顧客の業界のことを調べたり、顧客の個人的な好みや生活背景を調べることは、どの業界でもよくすることです。徹底的に現場や相手を観察しましょう。

2. 共感を生むストーリーテリング

別のセールス担当者は、顧客との関係性を深めるためにストーリーテリングを活用しました。自身の経験や顧客の成功事例を通じて、共感を生み出すメッセージを伝えました。顧客はそのストーリーに感銘を受け、提案に対する興味を持ちました。

例えば、住宅販売のセールス担当者である佐藤氏は、顧客との深いつながりを築くために、ストーリーテリングの技法を取り入れました。佐藤氏は自身が子育て中の親であることから、安全な住環境や子供がのびのびと育つ家の重要性について語り、その上で自社の住宅がそれらの要望をどのように満たしているかを具体的な成功事例を通じて紹介しました。これらの話は、子育て世代の顧客に共感を生み、住宅への興味と信頼を深めるきっかけとなりました。

ストーリーテリングとは、文字通り物語を語る技法のことで、ビジネスにおけるセールスやマーケティングのコンテクストでは、商品やサービス、ブランドの価値を、劇的に、物語的に伝えるために用いられます。物語は人間の心に響きやすく、情報を記憶に留めるのにも効果的であると広く認識されています。

具体的なストーリーテリングの手法としては以下のようなものがあります:

顧客の課題解決ストーリー:
特定の顧客が直面した問題と、それをどのように解決したかを描く。その中で自社の商品やサービスがどのように役立ったかを強調します。

製品の起源や開発ストーリー:
商品やサービスがどのようにして生まれ、どのように発展してきたかを描く。製品の特徴や価値を明らかにし、親近感や信頼感を生む。

ユーザーエクスペリエンスストーリー:
顧客が製品を使ってどのような経験をしたか、どのような結果を得たかを具体的に描く。実際の利用シーンを想像させ、製品の利点や機能を具体的に理解させる。

ビジョンやミッションストーリー:
企業のビジョンやミッションを描くことで、顧客との価値観の共有や感情的な結びつきを生む。
特に売りまくる営業マンは、これらの話法を組み合わせて、感情的に語る場合が多い。

これらの手法を使い、顧客に共感を生み、興味を引き、信頼を築き、最終的には行動を促すことが目的となります。ストーリーテリングは、情報を単に伝えるだけでなく、心に訴え、感情を揺さぶることで、より強力な説得力を持つことができます。

3. 顧客参加型のセールス手法(ちょっとだけ味見、無料体験など)

さらに別のセールス担当者は、顧客参加型の手法を活用しました。セミナーやワークショップなどのイベントを開催し、顧客との対話を促しました。顧客は自らが主体となってアプローチに参加することで、関係性を深めることができました。

例えば、英語コーチング業界のサービス提供者である植田さんは、顧客参加型の手法を有効に活用しました。彼女はインタラクティブな言語セミナーや会話ワークショップなどのイベントを開催し、顧客とのオープンな対話を促し、積極的な学習を刺激しました。これらのイベントに積極的に参加することで、顧客は英語学習の旅路に身を投じるだけでなく、植田さんと彼女のコーチングサービスとのより強い関係性を築くことができました。これらの経験は、顧客の英語コミュニケーションへの自信を高め、植田さんのコーチングプログラムへの信頼とコミットメントを深めました。

よく、色んな業界で、ミニセミナーや勉強会や見学会を無料でしてますね。
セールスの前に、顧客参加型の無料セミナーなどの体験会を挟むことは、非常に有意義です。

例えば、英語学習で有名な、スタディアプリさんも、無料でお試しがありますね。
どっちみち、すごくリーズナブルな英語学習サービスなので、時代の進歩を非常に感じます。

これだけ、ITの色んなサービスが欧米社会から出てくると、改めて、本当に英語は、ビジネスで必要だと感じます。
ITサービス、マーケティングの技術は、圧倒的に日本よりアメリカのほうが進んでいます。(英語に興味のある方にはとてもリーズナブルですし、スタディアプリさんは、オススメです。)

まとめ「セールスの前提」で大切なこと。

セールスを成功させるためには、信頼と関係性の築き方が重要です。

無差別なアプローチではなく、顧客との絆を大切にしましょう。関係性を築くためには、顧客のニーズを理解し、コミュニケーションを重視することが不可欠です。

また、マーケティングの苦手な人には、ターゲット市場の明確化や顧客の心理を理解することをおすすめします。具体的な事例やエピソードを学ぶことで、セールスの前提条件を理解し、より効果的なアプローチを行いましょう。信頼と関係性を基盤にしたセールスに取り組み、あなたのビジネスの成功への道を、是非、歩んでください。

あなたは絶対に、やっちゃダメ!顧客から信頼されないビジネスマンやセールスマンの特徴10選

日本のビジネスシーンで成功するためには、何よりも信頼と人間関係を築くことが重要です。それは大企業に限らず、中小企業や個人事業主においても変わりません。それゆえに、皆さんには以下に示す10のポイントについて、具体的な事例を交えて詳しく解説します。これらを理解し実践することで、顧客からの信頼を獲得し、ビジネスを成長させることが可能となります。

他人のふりみて我がふりなおせ

嘘ばかりつく。誤解を与えるビジネスをしている。(正直さを心掛ける)

たとえば、ある中小企業の電気店が扱っている商品に欠陥が見つかったとき、その事実を顧客に隠すのではなく、正直に伝え、さらには早急な対応を行いました。結果として、その透明性と誠実さが評価され、顧客からの信頼を獲得しました。また、顧客との長期的な関係性を築くための土台を強固にすることができました。このような姿勢は、ビジネスの基本であり、信頼関係の構築には欠かせません。

でも、結構、嘘をついたり、誇大表現を使い、消費者をだましたり、誤解させたりする会社は、案外多いです。
僕も、今、非常に有名な大きな会社、●クルートとトラブルになっています。
要は、説明では0円の決済サービスが、あとで、謎の5万円弱の金額を請求してきているという、非常にお客さんに誤解をあたえる説明で、こんな大きな会社でも、まだ、こんな営業手法をとっているんだと、驚いています。「せこいなぁ~」という印象です。

このような、信頼関係を損なう、人に誤解を与えるビジネスをしていてはいけません。

②相手のことを理解しない、尊重しない。(顧客のニーズを尊重する)

地元のパン屋さんが、顧客からリクエストされた新商品を積極的に開発し、顧客の要望に応えていきました。その結果、顧客は自分たちの意見が尊重され、取り入れられることでパン屋さんに対する信頼を深め、嬉しさが倍増しました。自分の為に新メニューをつくってくれたのですから。また、パン屋さんは顧客の満足度を高めるだけでなく、顧客とのつながりを深めることができました。

例えば、飲食店でも、夏場に熱いお茶を出したり、冬場に冷たい水を出したりすると、ケースバイケースですが、一般的には、あまりよくありません。しかし、夏場でも、相手がクーラーで寒そうにしていたら、相手のために熱いお茶を夏場に出すことは、相手を理解した上での、さらに素晴らしいサービスになるわけです。
相手のことを理解しない、尊重しないビジネスマンは、市場に淘汰されるだけでしょう。

③コミュニケーションを大切にしない(相手の自己重要感を下げる)

例えば、美容師さん。ある個人事業主の美容師は、「顧客の要望」をしっかりと聞き取り、それに基づいた提案を行うことで顧客からの信頼を得ています。彼女は顧客の髪の悩みや好みを理解し、それを解決するための最適なスタイルやケアを提案しています。また、その後のアフターケアや次回のスタイル提案についても顧客の意見を取り入れています。でも、その真逆の、相手のことを理解しない、相手の髪質も、相手の悩みも、相手の理想のイメージの髪型もあこがれも深く理解しない美容師さん、たまにいますね(T_T)

私も、美容室の前で泣いている、若い女性の方を見たことがあります。。。

本当に、目の前の顧客のことを、相手のことを不器用でも大切にする、愛情を注ぐのって、あなたがどんな仕事をしていても必要なことです。セールス以前の話です。。。

④今だけ、金だけ、自分だけ。長期的な関係性なんてどうでもいいと考えている。

残念ながら、選挙の時だけ、都合がいいことをいう政治家さんって見かけますよね。。。((+_+))
人は、忘れやすい生き物ですから、ある種仕方がないのでしょうか。
でも、ビジネスでは、そうはいきません。毎月の収入、毎年の収入が大事なわけですから、今だけ、金だけ、自分だけというのは、通用しません。
ある地域の電気工事業者のお話です。彼は、一過性の取引ではなく、長期的な関係を顧客と築くことを重視しています。初めての設置や修理の際には、顧客に丁寧に作業内容を説明し、必要に応じてアフターサービスも行っています。その結果、一度利用した顧客が再度利用するようになり、口コミによって新規顧客も増えています。地方や田舎では、大企業よりも、人との関係性で、末永く商売をしている方々が、結構多くいます。

私も、大手の東証一部上場会社に勤めていましたが、中には、悪い意味で、驚くべき営業マンや幹部を見たことがあります。あなたは、なるべく顧客には親切に致しましょう。

⑤低品質でも平気。そもそもの商品やサービスのレベルがお粗末。

ある小さな農場が自家製品の品質に一貫してこだわり、顧客に安全で美味しい農産物を提供し続けています。そのために、農場では自然と共生する農業方法を導入し、化学肥料や農薬の使用を控えるなど、独自の信念を貫いています。その結果、安全性と品質を評価した顧客からのリピートが絶えません。

⑥信頼関係を継続的に維持しない。

ある地元で人気の小さなレストランが、顧客との関係を大切にしています。新メニューの導入、リピーター向けのサービス強化などを通じて、常に顧客の満足度を追求しています。その結果、一度レストランを訪れた顧客がリピーターとなり、新規の顧客を引き寄せています。もちろん、できることも、やれる施策も限られてるかもしれません。でも、その顧客との関係を、継続するために、明るい挨拶、明るい接客、丁寧な配膳、感謝のお見送りなど、当たり前の大切なことを、当たり前に、近所のお店に負けないように、そのお客様をおもてなししていました。

商売≒人間関係(明るい挨拶、明るい接客、丁寧な会話、優しい会釈、親切心、愛情)当たり前の大切なことを、当たり前に継続していくことは、大切です!

⑦問題解決能力を持たない、素人感覚。

あるITコンサルタントが、顧客である旅館の社長のIT環境、HPや集客に関する問題を、迅速かつ効果的に具体的な案を提案して、無理のない予算の中で、問題を解決しています。その結果、顧客からの信頼を獲得し、グループの旅館や、親しい友人の社長を紹介してもらい、お互いが繫栄する、長期的なビジネス関係を築くことができています。また、その問題解決能力により、友人や他施設の紹介をもらい、新たなビジネスチャンスを得ることもあります。

人は悩みや問題を解決してほしいのです。

法人営業なら、なおさらのこと、相手の社長や責任者は、絶えず何かに悩んで、課題をもっているはずです。
素人感覚のセールスでは、相手を満足させることはできません。また、素人感覚では、当たり障りのない会話や提案ばかりで、相手の心を動かせないでしょう。

⑧顧客情報の保護を確実に行わない、隙だらけの責任感。

小さな個人事業主のカウンセラーでも、顧客のプライバシーを厳重に保護することは必要です。顧客が自分の心の悩みを打ち明ける際、その情報は厳密に管理され、漏洩すれば、大変なクレームにつながります。顧客が、安心して自身の問題や悩みをあなたに、打ち明けることができて、はじめて、信頼関係が生まれています。

⑨顧客サポートを重視しない。売ったら売りっぱなし、感謝の気持ちがない。

あるフィットネスジムが、顧客の健康増進を全力でサポートしています。顧客一人ひとりの体調や目標に合わせたプログラムを提供し、定期的にフィードバックを行っています。その結果、顧客は健康改善を実感し、ジムへの満足度を高めています。

やはり、人間的なつながりや、思いやりは嬉しいものです。お客様のこころは、企業につく場合も、もちろんありますが(エルメスのファン、任天堂のファンなど)、基本的には、個人に感情的に移入したり、感動したいする場合が多いでしょう。一度、商品を売ったからと言って、顧客を放りっぱなしにせず、できるだけ、お客様を大事に致しましょう。あなた自身が、仕事を楽しむことです(^^♪

⑩話を聞く姿勢、態度がない。実は頑固で、我が強い、面倒くさがり。

ある個人事業主の美容師が、顧客の「話を丁寧に聞く」ことで信頼関係を築いています。顧客が髪の悩みやライフスタイル、希望のスタイルを話す際、美容師は全ての情報を受け止め、それに対する適切な提案を行っています。自分の先入観、価値観をお客さんに強要しません。また、面倒くさがらずに、丁寧に、質問をします。そう、質問は、セールスやビジネスにおいて、大変重要な、テクニックなのです。

以上が、顧客から信頼されないビジネスマンやセールスマンの特徴10選です。これらは、皆さんがビジネスや商売、営業が苦手だと感じているかもしれませんが、実際には人間関係を築くためのやってはダメなことから考えた、基本的な要素です。要は、上の10選の反対のことをしていけばいいわけです。自分に自信を持ち、勉強して、ご自身の営業活動に活かし、これらのポイントを活用して、売上を伸ばせるように、わくわく活動をしてください(^^♪

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